お客様に「また来よう」と思って頂けるように、清潔なボールで快適に練習するための設備を施工&メンテナンスしています。
ゴルフ練習場のボールの流れFlow of the Ball in Golf Practice Range
1.集球 たいていの練習場ではフェアウェイ内に溝のようなものがあります。 勾配がついていて、打ち込んだゴルフボールはここから集められます。 |
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2.洗浄・乾燥 集められたボールは、ホコリなどで汚れたり人工芝やネット・鉄柱などに擦れて色素がついたりしています。 お客様がきれいな状態でお使い頂けるよう、全て洗浄し、乾燥させてからコンベアに流します。 左の写真は洗浄機の写真です。洗浄機が老朽化してくると光熱費の増加やボールの劣化などランニングコストの上昇につながることが多いので注意が必要です。 |
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3.制御配球 機械室からバケットコンベア(垂直搬送機)を使って各フロアにボールを送り、水平コンベアを制御することでそれぞれのボール貸出機またはストッカーへボールを搬送します。 左の写真は水平コンベアの写真です。その下に何本かのパイプが伸びていますが、各打席別のボールストッカーに接続しています。 |
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4.自動販売 この写真で後方壁側にあるグレーのキャビネットはそれぞれの打席のボールストッカーです。そこから床下からを経由して自動ティーアップ機を使いボールを供給しています。 お客様は椅子横のタッチパネルを操作するだけで、お好みの高さで好きなだけ練習ボールを出すことができます。貸出機まで足を運ぶ必要もなく、腰を曲げる機会も減るのでお客様には大変ご好評頂いているとのことです。 |
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5.システム管理 お客様はフロントにて打席のご利用状況を画面で確認できます。 また、ICプリペイドカードシステムを併用することで、グッズ販売以外のフロント業務をキャッシュレスにできます。 さらに、集められた顧客情報や施設稼動状況は売上予測や設備機器のランニングコスト予測などの経営判断に生かすことができます。 |
下の写真は先日弊社にて施工した打席リニューアル工事の光景です。
最近はこのような自動ティーアップ機の導入をされる練習場が多いようです。